英会話以外にも効果的な本質英語力
前回は、
本質英語力習得により可能になる会話の代表例についてお話しました。
今回は、会話以外にも効果的な例についてお話をしたいと思います。
TOEIC・すべての試験で効果を発揮する本質英語力
「本質英語力」は「会話」だけでなく「試験」にも絶大なる効果を発揮します。
どんな時でも「無意識・瞬時」で対応できる英語力が身につくからです。
まず、「会話」はスピーキング・リスニング共に瞬時対応が基本。「英語を考えながら」では会話にはなりません。
しかし、試験ではほんの少しでも「考える時間」があります。
このように「瞬時対応」という点では実は「会話」の方が高いレベルが要求されます。
そこで、この「会話に必要な瞬時対応」を「試験」にも取り入れることができれば「問題を解く速さ」が格段に変わるということなのです。
ということで、試験でハイスコアを取りたい方も「せめて初級レベルの英会話ができるぐらいの本質英語力」を身につけた方が、早期に負担なく結果を出すことができます。
もちろん、現在、試験が最優先の方にとって、悠長に英会話なんてしている暇はないと思います。
しかし、ここで言いたいのは
試験とは別に英会話をやりましょう
ということではなく
本質英語力を身につけ初級英会話ができてしまうぐらいの瞬時対応力を身につけよう
というのが目的です。
瞬時対応力が身につけば、リスニングはもちろん、文法問題・リーディングなど、すべてが変わります。特にTOEICで制限時間内に最後まで解くことがどうしてもできないという方にとっても瞬時対応力は絶大なる効果を発揮します。
さらには、本質英語力により可能になるのは「瞬時対応」という速さだけではありません。ネイティブのような感覚で発音・文構造が理解ができるようになるので、「速さ」だけでなく「正確さ」も格段に変わります。
一般的に、速く解こうとすると正確さは落ちます。「速さ」と「正確さ」を両方兼ね備えるのは不可能に近いぐらいのことで、それを埋め合わせる一つの方法が「問題をたくさん解き、既習の問題を増やし、条件反射力をあげる」という方法でした。しかしそれには膨大な時間と負担が強いられます。お仕事などで日々お忙しい方などには至難の業です。
しかし、本質英語力は膨大な時間・量・数・負担なく「速さ・正確さ」の両方を自分のものにすることができます。
ハイスコアには高度な基礎力
一般的にハイスコアをゲットするには「ハイレベル問題集・上級単語集・パーフェクト試験対策」のようなものがよく浮かびます。
もちろんそのような勉強は必要です。しかしここで問題なのは
基礎が徹底されていないまま高度な勉強ばかりに重点が置かれている
という状態になっていたとすれば、どんなに頑張っても一定以上スコアが伸びなくなってしまいます。
また、それが何年も続けば「これ以上何をどうすればいいか」がわからなくなってしまい精神的に行き詰まってしまいます。
ところが、ご存知のようにTOEICをはじめあらゆる試験は一見行動・難解に見えても実は「基本的なことがしっかり考えられているか」を問うものがほとんどです。
だからこそ、「本質英語力により瞬時・無意識に対応できる高度な基礎力」があれば一気にスコアは跳ね上がりますし、そこに「今まで勉強してきた試験対策のような勉強」も加われば、さらなるハイスコアも十分に可能になります。
試験では基礎力が9割以上
TOEICで900点以上を取りたい方や、他の試験でも必要十分な点数・スコア・級を希望される方は
まずは「瞬時対応可能な基礎力」の強化をお勧めいたします。
忙しい方にも習得可能な本質英語力
「本質英語力」は忙しい方にこそ習得可能です。
一般的に、英語力・英会話力の習得には膨大な勉強時間・暗記量・問題数が必要だと思われています。しかし、そのようなアプローチでは
まず、日々、仕事で忙しい方には非常に難しく、
また、勉強量が足りなければ思うように身につきませんし
さらには、勉強しなくなればすぐに忘れていってしまいます。
では、それらがすべて逆だったとしたらいかがでしょうか。
忙しい方にも可能
勉強量で叩き込まなくても身につく
一度、自分のものになれば勉強し続けなくても忘れない
そもそも、勉強し続けなければ忘れていってしまうような英会話力では「習得」とはいえませんし、そのような英会話力を維持するためには一生勉強し続けなければならなくなってしまいます。
大人になってから実際に英会話が使えるようになるためには、勉強し続けなくても必要な時にさっと出てくる英語力が必要です。
そして、それを可能にするのが本質英語力です。
勉強量により必死に叩き込むのは大変な労力と時間がかかりますが、「何でそうなるのか」の本質を腑に落とすのは一瞬です。さらには、腑に落ち自分のものになった本質を理解は多少勉強しなかったところで忘れようがありません。
ですから、本質英語力による英会話力の習得は忙しい方にこそ非常に有効です。
以上、本質英語力が身につくことにより可能になる代表例についてお話をしました。以前もお話した通り、これらはあくまで代表例であり、実際にはあらゆる目標・目的の英語・英会話のすべてが可能になります。
いずれにしても、大切なのは
英語で話す時は英語で考える
ではなく
英語すら考えず気づけば言いたいことが先に英語で出ていた
というような状態。
つまり、日本語と同じように英語が使えるようになる
ということです。
是非、
日本人の割に英語が上手ですね!
ではなく
え?日本人だったの!?
と思われるような実際に使える英会話力を習得し
目標・目的の英語を習得しましょう!